感想について、新たに同人誌を出すとなるとやはり言及しておいた方が良いかなぁと思ったので書いておきます
結論から申し上げますと
ポジティブな感想を送ることで描き手の行動を制御できる、自分にとって好ましい方向へ変えることができる、という考え方に基づいての感想でしたら、ご遠慮願いたいです
伝えた結果に関係なく単純に自分が言っておきたい、ある種の自己満足としての感想でしたらそのとおりに受け止めます
また、もし自分が執筆を中断したり違うものを始めてしまったりしても、それは見る側の応援不足、努力不足などと受け止めないようお願い致します
なるようにしかなれませんし、どうにもならないこともあります
何故このようなことを言うかというと、近年「作品のポジティブな感想は相手をコントロールする力があり見返りがあるのですべきだし、誰でもそういう反応を望んでいる」というような話がたびたび流行り、支持されていたことで、長らく感想がどれも「要求」や「圧力」を含むものに見えて感想そのものに耐えられなくなってしまったからです
これは単に自分が本来ポジティブなものを「義務感」「重圧」に転化させやすい質であるが故の問題で、故に自分が悪い、という気持ちも募らせておりました
また、どこかでただの読者が「その人がその系統の作品を描かなくなったのはお前が感想などで支える努力を怠ったからだ」と詰られる場面を見るたびに、誰かが自分がやめたせいで責められているかもしれない、という気持ちに苛まれていました
現在は一時期ほど耐え難くはなく、何が問題だったのか整理しておけば大丈夫かな、と思ったのと、そのへんの状況がわからない方に向けた説明が必要かもしれない、と思ったことと
自分をどうにかできなかったのは読者の努力不足のせいではない、いろんな事情で勝手にやめただけだ、ということは言っておきたかったのでこのような文章となりました
なお、このエントリは
※個人の感想です
